横浜版モノポリーとは?

横浜版モノポリーは横浜市を基本エリアとするご当地版モノポリーです。
今回、横浜を代表する企業14社と施設・スポット15か所に モノポリーの世界観を生かしながら登場してもらいました。

それらは規模や知名度ばかりでなく、

  • 横浜に大きな経営基盤をもっていたり、横浜を発祥の地としている
  • 開港以来、綿々と流れる起業家精神を生かして、 独自のビジネスモデルを構築している
  • 日本でも貴重な、横浜の近代化を支えたインフラ遺産
  • 大都市としては世界的にみても珍しく、海、川、森林に恵まれている
  • 日本の大都市では珍しくバランスよく配置されている 鉄道、海運、バス、橋などの公共交通インフラ

などの横浜の特徴をもつものにこだわって採用しました。

また、中央には文明開化のころの横浜や現在の港町「ヨコハマ」をイメージする イラストをデザインしました。
さらにカードには、横浜になじみの深い童謡「赤い靴」や、 横浜を舞台にした映画やドラマシリーズで知られる「私立探偵 濱マイク」に由来します。
お札も、横浜発展の礎となった生糸の繭玉を桑の葉が囲んでいるエンブレム風にデザインし、 単位にも横浜の方言と知られる「じゃん」を採用しています。
このように、徹底的に横浜にこだわった逸品となっています。

権利書紹介

ブラウン:「ショッピングセンター(SC)」ゾーン
  横浜タカシマヤ 1959年に開業して半世紀。薔薇のマークとローズちゃんでお馴染みの横浜タカシマヤ。ますます進化する街「横浜」の顔として、これからも横浜を愛し、愛される店を目指して歩み続けます。全国有名店の味を満喫できる「ローズダイニング」や、文化を発信する「横浜タカシマヤギャラリー」、世界の一流品が揃う「サロン ル シック」など、「~‘変わらない’のに、あたらしい。~タカシマヤ」に是非ご来店下さい。
  ジョイナス 1973年開業のジョイナスは、お客様に「きらめき」や「やすらぎ」を与える約230のショップが並ぶ、横浜を代表するSC。ファッションからレストランまで充実しています。屋上には緑あふれるジョイナスの森彫刻公園もあり、環境にも配慮しています。さらに一体で運営している日本有数の坪売上を誇る地下街、ザ・ダイヤモンドとB1で接続しており、お買物・お食事の利便性も抜群です。
ライトブルー:横浜駅周辺ゾーン
  エバラ食品 1958年に横浜で創業した食品メーカー。「エ・バ・ラ、焼肉のたれ♪」でお馴染みの「焼肉のたれ」は圧倒的なシェアを誇り、発売から40年以上も愛されるロングセラー商品。他にも「浅漬けの素」や「キムチ鍋の素」など、ヒット商品を次々と生み出し、食卓に驚きと楽しさを発信しています。
  横浜ベイシェラトン
ホテル&タワーズ
1998年開業。横浜駅徒歩1分、ビジネスから観光まで横浜の滞在を満喫できる好立地のグローバルブランド”シェラトン”。バリエーション豊かに日本料理、中華料理、ブッフェレストラン等7つのレストラン&バーを備え、最上階の28階からは美しい横浜の景色を堪能することができます。
  ハマボール イアス 36年間、横浜の皆様に愛され続けた「ハマボール」が、装いも新たに「ハマボール イアス」として2009年に誕生。都会の真ん中で、大人の為の「極上の癒し空間」をご提供します。横浜天然温泉 スパ イアスを核店舗にハマボール・カラオケやダーツバー・ティップネスの他、パーティにも対応できる多彩な飲食店や、サービス店舗が集結しています。
ライトパープル:みなとみらい周辺ゾーン
  横浜銀行 1920年「横浜興信銀行」として創立、1957年に行名を変更し、「横浜銀行」となりました。神奈川県ならびに東京西南部を中心に、200か店を超える店舗を構え、預金・貸出・為替のほか、お客さまの多様化するさまざまなニーズに、幅広い金融商品・サービスの提供でおこたえしています。これからも「お客さま、株主、行員、地域社会にとって魅力あふれる金融機関」を目指していきます。
  横浜F・マリノス 1992年創立。プロサッカークラブ「横浜F・マリノス」は、Jリーグで3回の優勝を誇る名門チーム。チーム名であるマリノス(MARINOS)は、スペイン語で「船乗り」を意味しており、世界の海を渡り、飛躍する勇ましい姿と、ホームタウンである横浜、横須賀の国際的な港町のイメージをオーバーラップさせています。サッカーを愛する皆様に「感動を」を念頭に、地域に貢献できるクラブを目指しています。
  アイネット 独立系ITサービスプロバイダー。1971年にガソリンスタンドの計算処理センターとして横浜で創業、国内トップシェアを誇ります。あらゆる業種向けにシステム開発、運用・保守をはじめクラウド/仮想化サービス、さらにはBPOサービスまでをワンストップで提供。全国に支店、事業所を展開しています。
オレンジ:関内その1(太田町・伊勢佐木町周辺)ゾーン
  テレビ神奈川 1972年創立。横浜が本社の民放テレビ局。開局以来力を入れている音楽番組、横浜ベイスターズの「プロ野球中継」などのスポーツ番組、また地域に密着した情報番組などが人気。このほかにも日本最大級の住宅展示場や本格英国式庭園「横浜バラクライングリッシュガーデン」、ガーデン隣接のレストランなどで構成される「tvk ecom park(エコムパーク)」を運営しています。
  神奈川新聞社 1890年創業。以来、120年にわたり地域に密着したニュースをお届けしています。また首都圏有数の規模を誇る「神奈川新聞花火大会」を始め、文化・芸能・スポーツなど多くのイベントを企画・運営。県民の皆様に信頼される会社を目指しています。
  有隣堂 有隣堂は1909年に横浜・伊勢佐木町に創業、社名は論語の「徳は孤ならず必ず隣有り」に由来します。創業当時から書籍に加えハイカラな文具等も扱い、新し物好きの浜っ子御用達として愛されてきました。今日では店舗事業のほかオフィス用品の外商部門や音楽教室、カルチャーセンター等も手がける「お役立ち企業」として広く事業展開しています。
レッド:関内その2(尾上町周辺)ゾーン
  リスト 1991年創業の横浜・湘南を代表する総合不動産会社。「横浜・湘南を元気にする」を合言葉に「いい物件リスト」の不動産売買、リストレジデンス等のマンション販売、注文住宅等の住宅事業、横浜マリンタワー運営他のアセット事業等を展開しています。横浜ベイスターズのヘルメットスポンサー、少年スポーツ協賛等の地域貢献・活性化にも積極的に取り組んでいます。
  横浜ベイスターズ 1949年に設立。1992年にチーム名を現在の「横浜ベイスターズ」に改称。日本のプロ野球球団でセントラル・リーグの球団のひとつ。横浜市中区にある横浜スタジアム(収容人員30,000人)を専用球場としています。
  ファンケル 不安、不満、不便など、世の中にある「不」のつく事柄をなくす「不の解消」が経営理念。創業者の「肌トラブルの“不安”に悩む女性を助けたい」という想いから、1980年にファンケルの無添加化粧品が生まれました。その後、サプリメントや発芽米、青汁と事業領域を拡大。お客様に、そして社会に対し「もっと何かできるはず」をテーマに、チャレンジを続けています。
イエロー:中華街周辺ゾーン
  山下公園 関東大震災の瓦礫を使って埋め立てられ1930年に開園。横浜港に沿って約700m続く公園内には、サンディエゴ市寄贈の「水の守護神」など数多くの記念碑があります。また、海上には80周年を迎えた「日本郵船氷川丸」が係留され、アールデコ様式が美しい船内を見学することができます。園内の沈床花壇には60種約400株のバラが植えられていて、春と秋に美しい花を楽しむことができます。
  横浜マリンタワー 1961年開業。かつては世界一の灯台として活躍し、ギネスブックにも登録されていました。地上約100mの展望フロアからは、横浜港をはじめ、富士山や東京スカイツリーも望めます。開業から約半世紀が経ち、2009年に生まれ変わったマリンタワーは、レストランやカフェも備え、「街のシンボル」としてこれからも横浜を見守り続けます。2011年はマリンタワー開業50周年。
  横浜中華街 600以上の店舗が軒を連ねる日本最大の中華街。ランチ、ディナーはもちろん中国雑貨の散策も楽しい。風水思考に基づいて建てられた東西南北の牌楼や、関帝廟、媽祖廟など中国文化にふれることのできる施設があります。横浜開港以来、華僑・華人によって伝統の味と文化が守られ、進化しながら次世代へ脈々と継承する活力ある街です。
グリーン:横浜北部ゾーン
  サカタのタネ 1913年に坂田武雄が横浜に創業した主に花や野菜の種子や苗を扱う国内最大手の種苗会社。メロン「アンデス」、スイートコーン「ゴールドラッシュ」など多くのオリジナル品種を有し、ブロッコリーは世界シェア約50%、トルコギキョウは約75%を誇ります。世界9か国で研究・開発した種子や苗を130か国へ供給しています。
  新横浜ラーメン博物館 1994年、世界初のフードアミューズメントパークとして誕生。昭和33年の街並の中で、北は北海道、南は九州まで、飛行機に乗らずとも全国の銘店の味が1箇所で味わえます。世界初のラーメンにまつわる展示ギャラリーやここでしか買えないお土産ラーメンも豊富です。
  三ツ沢公園 30万m²もの敷地内に多くのスポーツ施設を抱える運動公園。横浜F・マリノスと横浜FCのホームスタジアムである「ニッパツ三ツ沢球技場」のほか、陸上競技場、野球場、テニスコート、横浜市内の公園では唯一の馬術練習場などが設置されています。また、1400本もの桜が植えられた園内は桜の名所としても名高く、春は多くのお花見客で賑わっています。
ダークブルー:横浜のシンボルゾーン
  横浜・八景島
シーパラダイス
1993年開業。「海・島・生きもの」という他にはない特性を活かし、テーマの異なる3つの水族館をはじめ、子供から大人まで楽しめるアトラクション、物販店、レストラン、ホテルなどが揃う、海に囲まれた自然環境あふれる施設です。
  横浜ランドマーク
タワー
1993年開業。地上70階、高さ296mと日本一の高さを誇る大規模複合施設。オフィス、ホテル「横浜ロイヤルパークホテル」、ショッピングモール「ランドマークプラザ」を核に展望フロア「スカイガーデン」や石造りのドックを復元活用した国指定重要文化財「ドックヤードガーデン」など、多彩な施設が一つの街を形成しています。
公共交通機関
  相模鉄道 現在のJR相模線を発祥として1917年に創業した相模鉄道は、現在、横浜~海老名を結ぶ24.6kmの本線と、二俣川~湘南台を結ぶ11.3kmのいずみ野線の計35.9kmを運行する鉄道会社で、「相鉄線」の愛称で親しまれています。2015年にはJR線と、2019年には東急線との相互直通運転を予定しており、都心へのアクセスが向上します。
  横浜ベイブリッジ 横浜と首都圏を結ぶ横浜ベイブリッジは、1989年9月に開通した2層構造の斜張橋で、上層は首都高速道路、下層は国道357号線となっており、港湾物流の一端を担う重要な輸送路の役割を果たしています。また、白く優美な外観は港ヨコハマを象徴するシンボルとして広く親しまれており、橋上走行時には横浜港の素晴らしい景色を一望することができます。
  大さん橋 正式名称「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」。3万tクラス4隻、7万tクラスなら2隻の同時着岸可能な横浜が世界に誇る客船ターミナルです。屋上広場「くじらのせなか」は船の甲板をイメージしたウッドデッキと天然芝生のヒーリングゾーン。屋上広場から見るライトアップされた国際都市横浜の夜景は、まさに都市の絶景といえる日本を代表するビューポイント。
  相鉄バス 2001年創立。横浜、旭、綾瀬などの営業所を中心として、「横浜」「鶴ヶ峰」「三ツ境」「海老名」など相鉄線の主要駅やJR線「保土ヶ谷」「東戸塚」駅から運行しており、身近な足として人々の暮らしをサポートしています。また、深夜時間帯のお客様の利便を図るため、相鉄線主要駅から深夜バスも運行しています。
公共会社
  ガス灯 1870年、高島嘉右衛門はフランス人技師プレグランを招いてガス会社「日本ガス社中」を設立し、ガス灯建設を進めました。そして1872年、大江橋から馬車道、本町通りにかけて日本初のガス灯が設置・点灯されました。現在、馬車道の関内ホール前にある「ガス灯発祥の地」記念碑の両側には、当時を復元したガス灯が建っています。
  近代水道
(獅子頭共用栓)
1887年、イギリス人技師パーマーの指導により、日本最初の近代水道が横浜で誕生しました。相模川と道志川の合流点を水源とし、そこから運ばれた水は、野毛山貯水場で浄化されて市内に給水されました。この獅子頭共用栓は、横浜水道創設時に市内各所に配置されていました。横浜の水道は「赤道を越えても腐らない」と、当時、世界の船乗りから称賛されたそうです。

イベントカードの紹介

  赤い靴の女の子の夢 よく知られる『赤い靴』は、1921年に発表された、野口雨情作詞・本居長世作曲の童謡です。この歌詞の中に「赤い靴はいてた女の子」と「横浜の波止場」が登場することから、1979年、「赤い靴記念文化事業団」により山下公園に記念像「赤い靴はいてた女の子」が建てられました。本カードの名前はこの童謡に由来します。
  私立探偵
濱マイクからの指令
「私立探偵 濱マイク」は、横浜黄金町に以前あった映画館などを舞台にした映画、TVドラマのシリーズの総称。主人公が私立探偵 濱マイクというハードボイルド探偵ドラマ。横浜は映画やTVドラマ、特に探偵モノや刑事モノの撮影場所に選ばれることが多く、ロケ地めぐりは横浜観光の大きな楽しみの一つといえます。

その他紹介

  関税(横浜税関) 1859年の開港以来、横浜税関は貿易の健全な発展と、安全・安心な社会の実現を目指し、関税等の徴収や密輸出入の取り締まりなど多岐にわたる業務を行っております。緑青色のドームが印象的な本関庁舎は「クイーンの塔」の愛称で親しまれ、神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜市開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」と呼ばれています。
  横浜赤レンガ倉庫 本ゲームの倉庫は横浜赤レンガ倉庫をイメージしたものです。横浜赤レンガ倉庫は1911年に2号館、1913年に1号館が竣工し、貿易の要所として活躍しました。その役目を終えた後、2002年に文化・商業施設として新たにオープン。横浜みやげが揃う1号館、個性的なショップ&レストランが並ぶ2号館からなる施設は、2011年に創建100周年、2012年に開業10周年を迎え多くの観光客などで賑わう横浜のシンボルの一つです。(※施設名称の使用については、(株)横浜赤レンガの許諾を得ています。)
  OPEN YOKOHAMA 2009年の横浜開港150周年に、市民同士が語り合い横浜の未来像を描く活動(イマジン・ヨコハマ)が行われました。その未来像をもとに、開放的で自由なヨコハマらしさを表すスローガン「OPEN YOKOHAMA」と、横浜に吹く自由で開放的な風をイメージし、風車の羽をモチーフにYokohamaの「Y」を表したロゴマークを作成しました。本ゲームのお札にはこのマークが記載されています。

なお横浜版モノポリーの文字は大阪版モノポリーと同様に、 大阪の企業が印刷業界のデファクトスタンダードとなっている、 「モリサワフォント」を全面に採用しています。